“クズ芸人”岡野陽一 “初仕事”で感じた「世の中に勝てない人っているんだな」と思った本物のクズ
2022年10月29日 17:01
芸能
今では“クズ芸人”としてテレビでも引っ張りだこの岡野。そんな岡野の「クズ仕事の初仕事」として覚えているのが、今から7~8年前で、まだあまりテレビにも出てなかった頃だったそうで「深夜番組で僕らがクズの話をして、沖縄のお金持ちに怒られるって仕事なんです。沖縄のお金持ちの人がいて、“私、この前、遅刻しまして”とか言って、(お金持ちが)本気で怒ってくるっていう」と説明した。
番組では20代、30代、40代のそれぞれの代表のクズが用意されていたといい、当時30代だった岡野は30代のクズの代表として出演。20代と40代のクズは一般人で、岡野のみが芸人だったという。
収録前にディレクターには「40代のクズはマジですごいですよ。40代は年季が入って、あの人にはもってかれちゃう」と言われたそうで、「悔しいじゃないですか。エピソードをガンガンに仕上げて、ここ頑張るぞと思って、お弁当とか食べながら(待ってた)」と岡野。それでも収録が始まらず、「“あれ?”と思ったら、40代のクズがクズ過ぎて収録に来なかった」と驚きの展開を明かした。
岡野は直接会うことはできなかったが、「もう、完全に負けたなって。どうしようもないんですよ。世の中に勝てない人っているんだなって」としみじ。「お弁当を食べながらすごい思いましたね」と話し、何とか話をまとめた。