寺島しのぶ 母・富司純子の凄さ感じながら映画の世界へ「そんな凄かったんだっていうものを背負いながら」
2022年10月30日 12:31
芸能
「それまではやりたくてもやれなかった時期があって。19歳で初めてちゃんと芝居を勉強しようって思って文学座に入って、そのうちに蜷川(幸雄)さんと19歳で出会ったりとか。だから元々は舞台だから、見てきたのも歌舞伎だし、お客さんを喜ばせるっていうことがいかに楽しいことかっていうのは、それで育ってきた人間で」と回顧した。
「片や、母は映画をずっとやってきて、京都とか行くともうみんな京都の人とかお母さんの自慢して。“あんたの母ちゃん、凄かったんやで”って言って。そんな凄かったんだ、っていうものを背負いながら」と母の存在を意識していたとしながらも「映画に対する、“いつか映画やってみたいな”って思ってて。そこで出合ったのが28歳の時、『赤目四十八瀧(心中未遂)』、それが初めての主演で、そっからなんで」と説明した。