今村翔吾氏 日本人も2人死亡の韓国雑踏事故受け指摘「起こり得るかも…と考えての警備体制が重要」

2022年10月30日 19:08

芸能

今村翔吾氏 日本人も2人死亡の韓国雑踏事故受け指摘「起こり得るかも…と考えての警備体制が重要」
今村翔吾氏 Photo By スポニチ
 直木賞作家の今村翔吾氏が30日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)にコメンテーターとして生出演し、韓国で29日、150人以上が死亡した雑踏事故についてコメントした。
 ソウルの繁華街・梨泰院で29日夜、ハロウィーンを前に集まった多くの若者らが狭い路地で折り重なるように倒れる事故が発生。消防当局によると、死者は150人を超えた。路地は幅約4メートルの狭い坂道で、下に向かって次々と転倒したとみられる。番組では、複数の政府関係者からの情報として、日本人2人の死亡が確認されたと速報で伝えた。

 今村氏は「まず痛ましい事故だなということを思った」と、沈痛な面持ちで語った。01年に兵庫県明石市の花火大会で11人が死亡、247人が負傷した歩道橋の事故など日本での数々の群衆事故にも触れ、「決して例がないわけではない」と指摘。「最終的によく似た状況になっているのかもしれないけど、そこに至るまでのハプニングはさまざまだと思う」と推測した。

 事故を未然に防ぐには、行政の予測力がカギになると指摘。「どこまで事前に予測して、運転とかで“かもしれない運転”ってよく言いますけど、行政がこういうことも起こり得るかもしれないということを考えたりして、警備体制を敷いていくというのが本当に重要なんだなと感じました」と語った。
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