小坂健教授 コロナ変異株グリフォンの都内初確認に「今のところはこれまでの対策と変えることではない」

2022年10月31日 12:49

芸能

小坂健教授 コロナ変異株グリフォンの都内初確認に「今のところはこれまでの対策と変えることではない」
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 元国立感染症研究所主任研究官で厚生労働省クラスター対策班メンバーの東北大大学院・小坂健教授が31日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京都が27日の新型コロナウイルスのモニタリング会議で、オミクロン株の二つの変異株の遺伝情報が交ざった組み換え体「XBB系統」が都内で初めて6件確認されたと発表したことについてコメントした。
 「XBB系統」は、通称グリフォンと呼ばれており、重症度は不明だが、シンガポールでは感染者の6割を占めるなど急増している。

 小坂氏は「シンガポールなどのXBB、それからBQ・1・1(通称ケルベロス)というのが英国とかの欧州で出ています。われわれの持っている免疫、ワクチンの免疫をすり抜けるものが広がりやすいんですが、今のところはこれまでの対策と変えることではないので、対策をこのまま続けていくってことだけでいいと思いますけどね」と自身の見解を述べた。
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