くりぃむ上田 アントニオ猪木さんとの思い出の品披露「猪木さんが俺を見て、赤いタオルをポーンと」

2022年10月31日 22:36

芸能

くりぃむ上田 アントニオ猪木さんとの思い出の品披露「猪木さんが俺を見て、赤いタオルをポーンと」
上田晋也 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」が、31日放送の31日放送の日本テレビ系「くりぃむしちゅーの!THE レジェンド」(後9・00)に出演し、10月1日に死去した故・アントニオ猪木さん(享年79)にまつわる思い出を語った。
 番組では、各界の偉人の伝説的なエピソードを紹介。猪木さんは国会議員時代の90年、イラクのクウェート侵攻で人質になった日本人41人を解放した出来事を振り返った。

 VTRを見ながら、上田晋也は目で涙をぬぐい、有田哲平はしみじみうなずいた。有田は「猪木さんは売名行為とか、イラクであんなに頑張っていたのに(新聞に)書かれたりしていたじゃないですか?猪木さんって、ボロカス書かれても“好きなように書いて下さい”って、何も言わないんです。記者の方に。“僕は知らないからなあ”みたいなことを言いながら、実は記事とか新聞とかすごい読んでいたらしい」と、知られざるエピソードを披露。上田も「寛大な人でした」と続いた。

 熊本の高校で同じラグビー部に所属していた2人の初めての会話も、実は猪木さんにまつわることだったという。上田は「始めてかわした会話がそれだからね」と告白。有田が「初めてラグビー部で一緒になった時に、“アントニオ猪木と前田日明ってさ、どっちが強いと思う?”って言ったら…」と振ると、上田が「俺は“猪木と思う”」と返答。有田は「俺は“前田”と言ったと思うなあ。で、別れていったのが、最初の会話だった」と明かした。

 有田が上田について「とんでもない(猪木)信者だったからね」と打ち明けると、上田は「リングサイド1列目で“猪木~!猪木~!”って応援してたわけ。猪木さんが俺を見て、赤いタオルをポーンと放ってくれたの。俺にくれたの」と、忘れられない瞬間を振り返った。

 上田はそのタオルを大事にし、家の階段の壁に飾っておいたが、それを見た有田がバカにしたという。「張っておけばいいじゃん?誰に見せるか分からないけど、“アントニオ猪木さんのタオル(本物)”って書いてあるんですよ」とぶっちゃけ、笑いを誘った。

 上田はタオルをスタジオで披露。世界に2つとない宝物に、出演者たちから驚きの声が上がった。
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