群衆安全専門家も悲痛…韓国雑踏事故、超過密18.24㎡内で156人死去「半数以上…悲惨だなと感じる」
2022年11月01日 19:19
芸能
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明石の場合は歩道橋1平方メートルあたり13~15人と推定されており、梨泰院では狭い路地の18.24平方メートルの範囲で150人以上が死亡と現地メディアが報道した。「おそらく1平方メートルあたりの人数は明石の歩道橋と同程度。そう考えると、単純計算で18・24平方メートルに300人程度がいたと思われる。その中の半数以上が亡くなったということになるので、ちょっと悲惨だな…と感じます」と悲痛な面持ちで語った。
また対面通行が人流の停滞を招いたとし、雑踏コントロールには「一方通行が大原則。人は常に動かすこと」と語った。適切な警備のあり方としては、混雑が予想される通路の「真ん中に警備員を1人配置し、路地の両入り口にも配置し、混雑状況の連絡を取り合い規制する」ことだという。
今回の事故では、「40メートルの長さの通路の真ん中あたりで事故が発生。発生現場から離れるにつれて密集・混雑具合いは緩和されるので、通路の入り口付近では“入ってはいけない”というほどの危機をおろらく感じない。だから入ってしまうが、ゆっくり進んでいくうちに危険を感じたころには、戻る事もできない中に巻き込まれている」という。
ロザン・宇治原規史から「万が一、そういう現場に気づかず入ってしまった場合、後ろに戻るのは危険か」と問われると、「もし後ろに動けるのであれば戻った方がいいかもしれないが、それによって流れを乱すほどの混雑に既になっているのであれば、それはそれで危険」と、危険回避の難しさを口にした。「入り口付近から判断するのはかなり難しいが、少しでも歩きにくそうだと思ったら近寄らないこと」と、警備の強化に加えて歩行者側も意識、注意力を高める必要性を訴えていた。