緒方恵美 かつての声優・アニメファンのテレビでの扱いに悔しさ「シンジみたいに拳を握った」に反響

2022年11月02日 10:26

芸能

緒方恵美 かつての声優・アニメファンのテレビでの扱いに悔しさ「シンジみたいに拳を握った」に反響
緒方恵美 Photo By スポニチ
 「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの主人公・碇シンジ役などで知られる緒方恵美(57)が1日までに自身のツイッターを更新。その内容が反響を呼んでいる。
 緒方は「本日、某対談をしながら。声優のTV出演依頼が激増した2000年前後、TVに出るのが辛かった(今は大丈夫!)。それは今と違って…と話すうちに気づいた」と声優を巡る環境の変化を対談で実感したと告白。「当時の我々の扱われ方は酷かった。でもそれより嫌だったのは、ファンのみんなを下に見る目線だった。なめんなこのやろう、と拳握ってた。いつも」とつづった。

 「オタクに囲まれててどうですかとか、オタクって云々…そんな話を目の前で展開されるたびに、テーブル下でシンジみたいに拳を握ったり開いたりしてた。アニメファンは優しい人が多いのに。あなたたちよりずっと。そう思いながら、どうしたら繋げるのか、理解りあえるか…そればかり考えていた」と続けた。

 「月日がたち、再びTV出演依頼が激増した昨今。様相はだいぶ変わった」と緒方。「それは番組制作スタッフさんや出演タレントのみなさんの中に、アニメが好き、好きだったという人が増えたから。ありがたいと思うと同時に、市民権を得たのだなあと、しみじみ。。好き、が、世界を回す。これは確かなのだ」と記した。

 これらの投稿に「本当に扱い酷かったです」「うんうんうん」「ありがとうございます」「昔はテレビ見てても、司会者やタレントが上から目線で正直不愉快でした、アニメ関係者や声優さんたちの素晴らしさの賜物です」「そんな風に思ってくださる緒方さんのファンでいられて本当に幸せです」「緒方さんの優しさに泣きそうです」「いにしえからのオタクとして感謝します」「90年代にアニメにハマりましたが、アニメ好きだというとちょっと変な目で見られてきつかったです(涙)」「心に染みるお話です」「そう思ってくれて、どんどん表舞台に出てくれたおかげで今があるから本当にありがたいです」などの声が寄せられている。
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