若狭勝弁護士 住宅ローン金利、3行アップに私見「日銀の低金利政策が変わっていくと先取りして…」

2022年11月02日 11:12

芸能

若狭勝弁護士 住宅ローン金利、3行アップに私見「日銀の低金利政策が変わっていくと先取りして…」
弁護士の若狭勝氏 Photo By スポニチ
 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が2日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。三菱UFJ銀行など国内大手5行が10月31日、11月に適用する住宅ローン金利を発表し、主力の固定型10年の最優遇金利は三井住友銀行とみずほ銀行、りそな銀行の3行が10月水準から引き上げたことに言及した。
 番組では、大手5行の住宅ローン金利発表のほか、帝国データバンクが1日に、来年値上げを予定する食品が既に2000品目を超えたとの調査結果を発表したことなども伝えた。急速な円安進行による輸入コスト増や、電気・ガス代の上昇分などを吸収しきれず、価格転嫁に踏み切るケースは今後も増える見通し。調査は株式を上場する主要飲食料品メーカー105社の10月末時点の動向をまとめたもので、11月は833品目が値上げを予定している。

 若狭氏は「円安ということで物価がどんどん上がっていくんですけれども、住宅ローンの金利が上がるっていうのは結構、今の円安の問題にも非常に影響があるんですよね。日銀の低金利政策がそのうち変わっていくんじゃないかって先取りして大手銀行が長期金利、10年の住宅ローンの金利を上げているっていう、だからこの円安の動きに結構示唆に富むような動きだというふうに思います」と自身の見解を述べた。
【楽天】オススメアイテム