狩野英孝 トレードマークだった白スーツの意味「お客さんからツッコまれたいっていうのがあった」
2022年11月02日 11:53
芸能
そんな狩野の最初の思い切った買い物として「この買い物がなかったら今ここに座ってないともいえるぐらい、スペシャルな買い物」だとし、ナルシストキャラでブレークした時にトレードマークとなった白スーツを紹介した。
当時の生活について、狩野は「お笑いの仕事なんかゼロ円。借金も200万円ぐらいありました。電気止まって、ガス止まって、最終と言われる水道も止まって。携帯も止まって、そんな中、インフルエンザかかっちゃって、家の中で遭難している感じ」と苦しかった下積み時代を回顧。24歳だった狩野にとっては大金だった「4万8300円」での大きな買い物で、上下合わせて仕立てた特注品だったという。
ただ苦しいながらも思い切って買った白スーツを買い、「変わりましたね」と狩野。「同じネタやったんですけど、ウケが違うんですよ」と振り返った。
なぜ白のスーツにしたのか。映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタを意識していたといい、「裾が広がっていったり、金ボタンでアレンジしてたり、格好つけてるんだけど、そのスーツ古いよ!ってお客さんからツッコまれたいっていうのがあった」とその意図を説明した。