安部敏樹氏 東京電力の電気料金値上げ検討に「短期的な経営を是としてしまったという経営努力の結果」

2022年11月02日 13:09

芸能

安部敏樹氏 東京電力の電気料金値上げ検討に「短期的な経営を是としてしまったという経営努力の結果」
東京・六本木のテレビ朝日 Photo By スポニチ
 社会起業家の安部敏樹氏が2日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。東京電力ホールディングスが1日、家庭向け電気の規制料金の値上げを検討すると発表したことに言及した。
 ロシアのウクライナ侵攻や円安に伴う燃料価格の高騰が要因。東北、北陸、中国、四国の4電力も値上げ申請の方針で、値上げは計6社に及ぶ見通し。燃料高や円安進行でコストが膨らむ一方、価格転嫁ができず収益が悪化し、出そろった電力10社の2022年9月中間連結決算は9社が純損益で赤字に転落、赤字額は計5000億円を超えた。供給余力も不足しており政府は、今冬に節電要請することを決めた。

 安部氏は「短期的な経営を是としてしまったということによる経営努力の結果だと思う」とし、「火力発電を減らしてしまったりだとかもあると思うので、中長期で見た時にエネルギーは生活を支えるものですから、国としてちゃんと電力会社と話し合って長期的な目線で安定して電力供給できるようにしてくるべきだったところを、短期的な経営努力を是としてしまうようなインセンティブを与えてしまったというのが課題かなと」と自身の見解を述べた。
【楽天】オススメアイテム