羽生善治九段 意外に知らない棋士の体調管理 かかと痛めた過去「長い時間、考えるのがつらくなる」
2022年11月02日 16:18
芸能
普段の生活について「決まったルーティンがあるわけではないですけど、寝る時間と起きる時間は12時ぐらいに寝て、7時ぐらいに起きるって決まっている。週末だからお休みとかではないので、1日1日のスケジュールで過ごしている」とし、「普段(の生活で)はほとんど先読みはしてないです。あまり日常生活で先読みしすぎると、理屈っぽくなりすぎる感じもするので、かなりいい加減というか。少し楽にしている。実生活のほうがどういうことが起こるかわからないので、流れに身を任せせ」と笑った。
体調管理についても言及。「座っていることが多いので、日常のところではできるだけ歩いたり、そういうことをするようにはしています。時間が余っていれば、駅の1駅、2駅分ぐらいは歩くようにしています」と羽生九段。対局中の正座にも体調面が影響するそうで「太ると覿(てき)面で、正座するのがきつくなる。1キロ、2キロでも座って、5分、10分ぐらいでしびれてしまうってこともある。太るのは簡単なんですが、やせるのは難しいので、本当にもっと頑張らないといけない」と苦笑。さらに「一時期、かかとを痛めていた時期がありまして、これはつらかった」と告白。「考えるどころではなくなってしまうので。今は治っているんですけど、再発しないように気を付けないといけない。(痛みは)気になりますね。そういう場所があると深く、集中して、根を詰めて考えられないというか、長い時間、考えるのがつらくなる。やっぱり健康は大切だなと思っています」と明かした。