嘉門タツオ　妻死去への思い語る「彼女がお伝えしたかったメッセージを発表させていただきます」

　“替え歌の大御所”シンガー・ソングライター、嘉門タツオ（63）が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。妻で医師の鳥飼こづえ（とりかい・こづえ）さんを、9月15日にびまん性星細胞腫で亡くしたことを受け、思いを語った。 　冒頭で「14年間連れ添いました妻・鳥飼こづえが2022年9月15日、あの世へ旅立ちましたことを報告させていただきます」とあいさつ。「アンチエイジング専門医だった彼女が皆さんにお伝えしたかったメッセージを、ここに発表させていただきます」とし、自身の作曲で、妻が歌う様子をアップした。

　動画の最後には視聴者に向けたメッセージ、そして自らの思いを記した。「アンチエイジング専門医として　彼女がかねてから世の中に伝えたかったメッセージを作詞し、僕が曲を付けたのか2017年。その後推敲を重ねてレコーディングし、昨年2021年8月にYouTubeにアップすることを前提に動画撮影をしました。2022年6月、20年前に発症し、小康状態を保っていた脳腫瘍が再発し入院したあとも『そろそろYouTubeにアップしなくちゃね！』とずっと言っていました。癌細胞の進行が速く、最後は自宅に戻って多くの方がお見舞いに足を運んで下さり、本人も喜んでおりました。逝去後、元気だった頃の画像を編集で入れ込んで完成した動画を、四十九日も明けましたので、ここに発表させていただきます。メッセージと遺志を受け止めていただけたら、故人も喜ぶと思います。葬儀は家族で無事執り行いました。ありがとうございました。2022年11月　嘉門タツオ」