谷原章介　政府税調の“走行距離課税”検討に「ガソリンでも払ってっていう二重課税、本当にあるのか」

　俳優の谷原章介（49）が4日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。政府税制調査会（首相の諮問機関）が10月26日に議論した、消費税や自動車関連税の中長期的な方向性について言及した。 　政府税調会では、社会保障費の確保や財政健全化の観点から消費税率のさらなる引き上げに向けた議論が必要だと複数の委員が主張した。自動車に関しては、道路網維持のため電気自動車（EV）への課税強化や、走行距離に応じた課税を検討すべきだとの意見が出た。

　谷原は「僕なんかガソリン車なんで、ガソリン車で走行距離税、しかもガソリンでも（ガソリン税）払ってっていう二重課税、本当にあるのかと思ってしまいますし、ハイブリッドの方はガソリンも使って電気も使う。なおかつ両方の感じがしちゃうと思うんですけど、これで電気自動車の展開って進みますかね」と疑問を呈した。

　これについて、自動車ジャーナリストの桃田健史氏は「どこかで大きな決断をしなければいけない。その過程の中で、いろいろな電動車、それから低燃費車が、併存していますが、特に日本の場合は。だからその人たちの立場、ご意見をどうまとめていくのかっていうのは、とっても難しいです」と自身の見解を述べていた。