松本哲哉教授 第7波の医療ひっ迫再来に懸念「許可なくても診療できますよと変えていただければ」
2022年11月04日 17:22
芸能
それでも松本氏は、「やはり一部の方、特に高齢者、基礎疾患がある方にとっては重症化しやすいというのがあるので、(毒性を)どう見るかというのは、どの人が感染するかによってだいぶ影響は異なってくると思う」と分析。「第7波の経験を生かして、第8波に備えるべきなんです」とも指摘した。しかし、「残念ながら今この状況で(感染者増が)立ち上がってしまうと、本当の意味での十分な対策といういのが第8波に備えるのはちょっと難しい」とし、「もう少し遅れて立ち上がって欲しいというのが正直なところです」と本音を口にした。
新型コロナ患者に関しては、基本的には発熱外来を通しての診療という運用は変わっていない。松本氏は「患者を診られるところは、わざわざ発熱外来の届け出をしたり、許可を得なくても診療できますよと変えていただければ、医療機関もうまく対応していただければいいんですけど、今はまだルールに縛られているので、多くの医療機関がまだ診られていないという現状だと思います」とし、早急な制度変更の必要性を訴えた。