橋下徹氏 ミサイル連発の北朝鮮より中国に脅威「いざという時には本当に狙ってくる」

2022年11月05日 23:16

芸能

橋下徹氏 ミサイル連発の北朝鮮より中国に脅威「いざという時には本当に狙ってくる」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が5日、「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)に出演し、北朝鮮がミサイル発射を頻発していることについて私見を語った。
 北朝鮮は2日に23発と多数のミサイルを発射。3日には大陸間弾道ミサイル(ICBM)など3発を撃った。日本政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令し、飛翔体が太平洋上に落下したと伝えられたが、その後、防衛省は上空を通過していないと判明したと情報を訂正した。

 橋下氏はJアラートの精度について、「通過するのか、国の方に着弾する可能性があるのかくらいのところを仕分けしてもらえるとありがたいけど、まだ難しいのかも分からない」と願望を込めて技術的な限界を推測。「警告は必要なのかなと思うけど、そもそも北朝鮮の脅威というのは、日本に対しての直接な脅威ではないよということも。北朝鮮は直接、日本を狙いに来てないからね」と、持論を明かした。

 北朝鮮から日本が狙われると想定されるのは、米国の参入時だという。「韓国と北朝鮮が紛争状態になって、アメリカが入って来た時には、米軍基地が狙われるかも分からないけど、日本と北朝鮮が2国間で直接やり合うことは基本的にはない」と、見解を口にした。

 一方で、橋下氏が北朝鮮以上に警戒が必要だと考えるのは、中国の動きだという。「いざという時には本当に狙ってくる。一番衝突する可能性高いのは中国だからね、日本は。尖閣(諸島)の話もそうだし、台湾の話になった時に」と、より衝突しやすい関係性を指摘。「実際、中国のミサイルは与那国(島)を狙って近くに落としてきたわけだから。そっちの方が脅威に感じる」と危機感を口にした。
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