木村拓哉 月9帰還 9年ぶり11度目主演 “新風”巻き起こす 来年4月期「風間公親―教場0―」
2022年11月10日 05:00
芸能
連ドラは、風間が鬼教官になるまでの物語。警察学校に赴任する以前に、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代が描かれる。「残念だが君には見込みがない」などの冷徹な言葉は健在。新人とともに事件を捜査するシーンも見どころとなる。「生徒の前にいるのではなく、実際の事件の前にいる。その点では、警察学校を描いた1作目と2作目とは、風間の後ろの背景が全く違ってきます」と今作の意義を強調した。
木村が月9で主演するのは14年の「HERO」以来、11度目で自己の歴代最多を更新。脚本は「踊る大捜査線」シリーズで知られる君塚良一氏、演出は「プライド」(04年)などでタッグを組んだ中江功氏という盤石の布陣だ。
連ドラ化にあたり「まだ描いていない風間というのがあったので、視聴者の皆さんからの“続編を見たい”という気持ちが今回につながったのはうれしかった」と感謝。「1作目も2作目もチームで力を注いだ挑戦となりましたが、今回はそれ以上に大きな挑戦だと思います」と気合を入れている。
≪「相棒」もスペシャルドラマから連ドラ化≫スペシャルドラマから連ドラ化作品としては「相棒」(テレビ朝日)が有名。水谷豊(70)主演で、2000年に土曜ワイド劇場の2時間ドラマとしてスタート。3作を放送し、好評だったことから02年に連続ドラマ化され、現在シーズン21が放送されている。