やくみつる氏 葉梨前法相に「死刑のはんこ」以外の問題発言指摘「誰もそこ突っ込まないけど」
2022年11月12日 16:21
芸能
死刑にまつわる話をジョークのネタのように使い、人命軽視の批判を受けた葉梨氏に対し、やく氏は「死刑をやゆするような鉄板ネタにしてたって、法務大臣どころの騒ぎじゃなくて政治家として言語道断だと思う」と厳しく批判した。
しかし、葉梨氏の発言には、もう一つの問題があったという。「大臣としておっしゃったせりふで、“法務大臣、金にならない”ということの方がむしろ問題なんじゃないかと。誰もそこ突っ込まないんですけど。死刑の方ばっかりに質問が集中してしまって」。葉梨氏が「外務省と法務省は票とお金に縁がない。外務副大臣になっても金がもうからない。法相になってもお金は集まらない」などとも話していたことを問題視した。
やく氏によると、その発言にこそ金権政治の一端が見えるという。「じゃあ何大臣がもうかるのか?どうしてそれはもうかるのか?」と疑問を呈し、「(葉梨氏は)本当のことを言っているはずですから。どこの大臣がもうかるのか。想像は付きますよね?利権と密な関係にある、職掌の大臣の方がもうかるんだろうな」と、利権にあやかれるポストの存在を指摘。「そこのへんをむしろ記者の方には突っ込んでいただくと、よりえぐれるんじゃないのかな?」と提案していた。