戸田恵梨香 16歳で一人暮らし 下積みなく売れたゆえの苦しさ「ちゃんと自分の足で立ちたい」

2022年11月13日 11:31

芸能

戸田恵梨香 16歳で一人暮らし 下積みなく売れたゆえの苦しさ「ちゃんと自分の足で立ちたい」
戸田恵梨香 Photo By スポニチ
 女優の戸田恵梨香(34)が13日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。「ちゃんと自分の足で立ちたい」と思うようになったきっかけを明かした。
 この日は映画「母性」(23日公開)で共演した、女優の永野芽郁(23)、高畑淳子(68)と同席。同作は娘を愛せない母と、母から愛されたい娘によるミステリーで、戸田と永野は実年11歳差で母娘役を演じた。

 下積み時代が長かったという高畑から「若くて美しいときにジャンジャン仕事ができるって、どんな気持ちなんだろうと思う」と聞かれると、永野は「ずっと年齢に抗おうとしてるんです。なぜか、早く年を重ねたくて、今はどれだけ同じことをしても、どれだけ同じように寝ていなくても、“若いから大丈夫!”って言われちゃうのが何かしんどくて」と思わぬ悩みを明かした。

 これに、戸田も「私もそんな時期ありました、確かに。若いだろうけど、でも、しんどいときはしんどいし、きついときがあるのに、それは言い訳になるんだな…みたいな。若くてピチピチなうちにってよりは“ちゃんと自分の足で立ちたい”っていう思いとか、そっちが強かったです」と語った。

 そんな姿勢は「父の影響は大きいと思う」と戸田。「私は16歳で上京して、一人暮らしを始めたんですけど、それは父が背中を押したんです。“恵梨香は早く東京に行って、仕事をしなさい。学校なくて行かなくていい、仕事1本でやれ!”って言われて。運よくオーディションに受かって、忙しかったんです。私は運よく下積み時代っていうそのものはほとんどなかった。自分に得意なものがない、それこそ、お芝居ができない、演出されている意味がわからない…演出家に言われていることがわからなかったんです。“もうちょっと早く言え!”って言われると、ただの早口言葉になっちゃう、みたいな。落ち込んで」と下積みがなく売れてしまった苦しさを吐露。「家族に“もう無理かもしれない”“できない”“向いてない”と弱音を吐いた時に、“恵梨香を食べさせられるぐらいの余裕はあるから、いつでも帰ってきなさい”って言われたときに、“あ、帰っちゃだめだ!そんな甘えるなんて”“自分に負けるなんて嫌だ!”って負けず嫌いが発動したんですよね。そこから頑張らなきゃって、自分を奮い立たせてました」と振り返った。
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