YOSHIさん告別式でYOSHIKIが見せた涙 「世界を獲ろう」思い背負って世界へ羽ばたく
2022年11月15日 05:30
芸能
先月、自身が手掛けるオーディション番組で4人組バンドのボーカルに選んだ。本格的に活動を始めようとした直後の悲劇。「まだ僕の中では進行形」と、現実を受け止められないようだった。
最後に会ったのは米ロサンゼルスのスタジオで「先々週ごろ」だったという。「みんなで写真を撮ったときに“僕はLAに住もうと思う。世界を獲ろうと思う”と言っていた。“獲れるよ、獲ろうね”と話した」と最後の会話を振り返った。
バンドの今後については「お母さんとも話し“ぜひ形にしてくれたら”と言ってくださった。前向きに頑張りたい」とプロデュースを続けていくことを表明。「残された者にできることは精いっぱい生きること」と自分に言い聞かせるように話した。
YOSHIさんが亡くなる直前まで会っていたバンドメンバーも取材に対応。kyohey(25)の家で、バンドの未来のことなどについて語り合っていたという。「たくさんの愛をもらった。バンドはこれから進んでいく」と、YOSHIさんの思いを背負って世界に羽ばたくことを宣言した。
≪YOSHIさん母が明かす素顔 「外の顔と内の顔が全然違った」≫喪主を務めたYOSHIさんの母は、取材に「19年という短い一生でしたが、物凄いエネルギーで駆け上がって、駆け上って、駆け抜けていきました」と話した。
「外の顔と内の顔が全然違ったと思います。“ママ、寂しいから隣にいて”と言ったり」と意外な素顔も明かした。「一人息子でしたが、多くのことを共有してくれて、とても幸せな母親でした」と気丈に振る舞った。
≪菅田将暉からの贈り物 ギターなど愛用品展示≫斎場には、映画「タロウのバカ」で共演し公私で親しかった俳優の菅田将暉(29)から贈られたギターや、愛用していた洋服、思い出の写真、インタビュー記事が掲載された雑誌などが飾られた。
スケートボードが大好きだったといい、参列者はYOSHIさんがデザインしたイラストがプリントされたボードに寄せ書きした。スケートボード・ストリート男子で東京五輪金メダルの堀米雄斗(23)、女優の西内まりや(28)も弔問した。