黒柳徹子 大森一樹監督追悼 「トットチャンネル」87年を振り返り「若々しくてステキな方」
2022年11月16日 05:15
芸能
映画化の際に初めて会ったといい「“僕、時代物は初めてだからなぁ”とおっしゃって、“えー?テレビの初期は、時代物になるの?”と大笑いしたのを覚えています」と懐かしんだ。「映画『トットチャンネル』は1988年第11回日本アカデミー賞優秀監督賞、脚本賞をお取りになりました」と功績を称え、「残念です」とその死を惜しんだ。
▼斉藤由貴(「トットチャンネル」で主演) まだぎこちない新人女優の、ふとしたきらめきを一瞬ですくい取って映像に焼き付ける。その手法は鮮やかで軽やかで、普段はおちゃらけているようなのに瞳の奥は厳しい。そんな映画監督だった大森監督。早過ぎます。残念です。
▼高嶋政宏(「トットチャンネル」でデビュー) あまりに突然のことに、ただただびっくりしました。デビュー当時はむちゃくちゃ優しく、それから年数がたつにつれて、グサッとショック受けるような言葉を投げかける活動屋と、今どきのクリエーターを合体させたようなスタイルを昭和の時代からすでに確立していた素晴らしい監督でした。
▼奥田瑛二(遺作となった「ベトナムの風に吹かれて」に出演) また同胞が逝った…切ない限りである。グッドバイ…また逢(あ)おう。