中村逸郎教授 ポーランドにロシア製ミサイル着弾を分析「報復合戦がエスカレートする可能性」
2022年11月16日 14:47
芸能
MCの谷原章介が「ロシアのミサイルだとしたら、これは誤射なのですか。それとも何か狙いがあって打ったんですか?」と聞くと、中村氏は「両方考えられると思う」と明確に答えず、「1つは、今、ウクライナ軍の中にポーランド義勇兵が1500人近く入っている。なぜかというとウクライアの西部と、ポーランドというのはもともと歴史的にも文化的にもつながりが強いということで、ポーランドの義勇兵たちが何とかウクライア西部の人たちを助けたいということでたくさん入っている。もう1つは、首都キーウに、ロシアがウクライアに軍事侵攻して以来、最大規模のミサイル攻撃があったと報じられています」と話した。
谷原の「ポーランド、NATOは今回の爆破(ミサイル着弾)についてどう反応すると思われますか?」には、「ポーランドは緊急の安全保障会議を開くということです。ポーランドはNATO加盟国ですので、そこが直接被害を受けたということが考えられるので、これがどんどんエスカレートしていく可能性、危険性が非常に高くなってきている」とし、「互いの報復合戦、そして、エスカレートして第3次世界大戦、そして核爆発、核爆弾が使われる可能性っていうのも高まってますか?」という質問には、「そうですね。タイミングなんですけれど、今、G20が開催されてます。そうした中で戦争非難の決議案が採択されるという流れにいきそうですので、今プーチン政権にいる強硬派の人たちが非常に強い反発心を持っているので、ウクライア、そして、もしかしたらポーランドに対して大規模な攻撃を仕掛けていく、そうした中で核使用も懸念されてくる」と話した。