バカラで100億円超溶かした大王製紙元会長「博打は臨死体験」「勝った額は自慢にならない」
2022年11月17日 11:20
芸能
MCの坂上忍から「超えちゃいけない一線を超えた時は自覚はありました?」と会社のお金に手を付けた際、罪の意識があったか尋ねられた井川氏は「もちろんですね」とした。
その上で「菊池寛が言ったとか言わないとか、“博打ってものは絶対に手を付けちゃいけない金に手を付けてからが本番だ”っていうね」と自身の博打理論について語りはじめ「博打打ちの世界では、イッちゃってる博打打ちの間では、勝った額は自慢にならない」と主張。「理論上は1万円から100億だってできるわけですから。負けてるっていうのは、それだけ(お金を)引っ張ってくる力、他人の金でも引っ張ってくる力。あとそこまで負けてもやめない胆力」と持論を口にした。
そして「博打は臨死体験。勝ったら勝ったで嬉しいですよ。でも私みたいなバカは勝って何か買いたいわけじゃない。お金が欲しくてやってるんじゃない。むしろ、お金なくしたくてやってる。破滅の一歩手前まで行って戻ってくるっていう臨死体験だと思ってる」とギャンブルの魅力を語った。
臨死体験については「(元手が)1億から3時間で5億勝ったこともあるけど、どこまでいけるか、一種のゲーム。ポイントを貯めていってる感じ。3億持っていって、ガーって下がっちゃってる時に時間が来て、2億まで戻してると、1億損してるじゃないかっていっても、その時の方がしびれるんですよ。嬉しいのとしびれるのは別。博打はしびれるためにやっている」と独特の世界観を語った。