前園真聖　W杯初戦ドイツ戦は「勝つ必要ない」　金村義明氏「パクっていいですか？」

　サッカーの元日本代表MFで、タレントの前園真聖（49）が17日、木曜コメンテーターを務めるTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後8・30）に生出演。ワールドカップ（W杯）カタール大会に臨む日本代表チームについて語った。 　番組でW杯について取り上げた際コメントを求められ、まずはMF鎌田大地（26＝フランクフルト）をキーマンに指名。「今、一番ヨーロッパで活躍している選手。ヨーロッパでも結構彼を止めるのは難しいんです、ビッグクラブの中でも。チャンピオンズ・リーグでも活躍している」と視聴者と共演者に説明した上で「彼中心のチームになると思います」「点も取れるし、周りもうまく使える、ゲームメークもできる。彼の活躍が結構大きなポイントになってくる」と言い切った。

　また、23日の1次リーグE組初戦・ドイツ戦については「僕は勝つ必要ないと思ってます」とキッパリ。「負けない戦い方。負けると勝ち点0ですから。引き分けだと1入るんです。だから負けない戦い方をすればいいんです、現実的に」とし、「力的にはドイツのほうが上なんですよ。それはもう世界中が分かっているし、ちょっと言い方が悪いですけど、世界的に見て日本なんかそんなに見てないです。（日本が）勝つと思ってない。格上のドイツに対してどういう戦い方をするかっていうのを現実的にやっていって、勝つっていうよりも負けない戦い方。勝ち点1だとチャンス出てきます」とドロー狙いを口にした。

　「したたかに、相手が嫌がることを、全員で戦いながら。ドイツの良さを消していく戦い方」と前園。それまで黙って聞いていた同じく木曜コメンテーターで元プロ野球選手の金村義明氏（59）が「僕、ラジオやってるんでパクっていいですか？」と口を挟むと、苦笑いだった。