「ニャンちゅう」声優が交代 難病ALS公表・要介護5の津久井教生は今後アドバイザーに

2022年11月18日 11:36

芸能

「ニャンちゅう」声優が交代 難病ALS公表・要介護5の津久井教生は今後アドバイザーに
声優・羽多野渉 Photo By スポニチ
 NHK Eテレに登場する人気キャラクター「ニャンちゅう」について、来年4月放送回から声優・羽多野渉(40)が声を担当することになると発表した。所属事務所によると、現在担当している津久井教生(61)は、今後はアドバイザーとして同番組に関わる。
 所属事務所は18日、公式サイト上で「ニャンちゅうの声を長らく津久井教生が担当しておりましたが この度、羽多野渉へ交代することになりました」と発表。「今年度の放送については、津久井が担当した回も放送されますが、来年度の4月放送回からは、すべて羽多野が担当します」とし「なお、交代後も、津久井教生はアドバイザーとして番組に参加いたします」と報告。「今後ともニャンちゅう、そして両名の役者を何卒よろしくお願いいたします」と呼びかけた。

 これまで担当していた津久井教生は、指定難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を公表している。今年6月、自身のブログで要介護(要支援)状態区分の最上位である「要介護5」の認定を受けたことを報告。2020年に「要介護4」となってから「進行性の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)という名前の通り、すさまじいスピードで一人では何もできなくなっていきました」と症状を吐露し、24時間介護体制で生活していることを告白していた。

 今月17日に更新したブログでは「問題は体 首から下が進行してしまってきて介助を受けないと何もできないのでパソコンをやるのも一苦労で…“もう少し指が動いてくれるはずだったのになぁ”と嘆いています」と現状を明かしていた。

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