大竹まこと「国会議員は言葉が命だよ」 国会で新曲宣伝、炎上の中条きよし参院議員にあきれ顔
2022年11月18日 22:00
芸能
その上で「国会議員はそれでなくても言葉が命だよ。全て言葉をね、駆使して自分の主張なりしなくちゃいけないし、言葉で人を引っ張っていかなくちゃいけないのに」と続け、「中条さんはともかく、ほかの議員の人たちが、ほかの閣僚の人たちがもう言葉軽すぎるし、変えるし、自分が行ったネパールは覚えてないっていうし。そんなんだから、一連の流れの中でこういうふうになってきちゃったんだろうなぁというふうに思うよ」と山際大志郎前経済再生担当大臣(54)らのことも引き合いに出していた。
中条氏は15日の参院文教科学委員会で「文化芸術ということで、自己紹介をさせていただきます」と前置きし、「昭和42年にレコードデビューを果たしました。プロ歌手になって今年で54年になります。今年で53枚シングルを出しました。アルバムも何枚か出させていただきました」と自身の経歴を披露。その後、コロナ下で仕事に恵まれない歌手や俳優らの苦労に言及し、国としての支援について質問した。
永岡桂子文部科学大臣らとの質疑が続いた後、中条氏は最後に「もう時間だということなので最後になりますが、私の新曲が9月7日に出ております。杉本眞人の作曲で昭和の匂いのする『カサブランカ浪漫』という曲でございます。ぜひ、お聞きになりたい方はお買い上げください」と突如自身の新曲をPR。そして「12月28日に中条きよしラストディナーショーというのをやります。今年最後のディナーショーではなくて芸能界最後のラストディナーショーです。76年間、一国民として頑張ってまいりました。これからは違うステージで頑張りたいと思っております。よろしくお願いします。ありがとうございます」とディナーショーの話題も持ち出し、質問を締めた。会場からはまばらな拍手が起こった。
委員会の模様はインターネットでも中継され、一連の発言はSNS上で炎上。中条氏は翌16日に「大変申し訳なく思っている」と謝罪している。