戸田恵梨香　松坂桃李との結婚で「頑張らなくていいとようやく思えるように」　リアルな老後の悩みも吐露

　女優の戸田恵梨香（34）が20日放送のTBS系「日曜日の初耳学」（日曜後10・00）の対談企画「インタビュアー林修」に出演。夫で俳優の松坂桃李（34）との結婚後に生じた心境の変化を明かした。 　インタビュアーの林修氏から今後の展望を聞かれ、戸田は「ないですね」ときっぱり。「今まで仕事でも結構無理してやってきたところがあったから、自分の思うままに生きていきたいなって、思うようになった。1人の女性として、戸田恵梨香として、生きてた時間が少なかった。普通に家でご飯を作る、おうちのご飯を食べる、母と会話する…とか、そういう何気ない普通がめちゃくちゃ幸せだなって感じてますね」としつつ「（結婚して）もう1人で頑張らなくていいんだ！って思ったし、死というものへの恐怖心が強いんですけど、1人で死ななくていいんだ！って思って、安心して、過ごせるようになりました」と心境の変化を明かした。

　6歳の時に阪神・淡路大震災で被災している戸田。「父がすごく正義感が強い人で、被災した時は私が寝ている左に母がいて、まだ生まれて間もない、生後数か月の妹がいて、大地震が起きて、気付いた時に父が私たち3人の上に覆いかぶさって、父の上にタンスが倒れていた。父が体を張って家族を守る姿を見て、私も家族を守っていかなきゃって気持ちが自分にも芽生えていましたね」と告白。「勝手に背負っちゃってた部分はあって、でも、結婚したことで、家族に対しての向き合いも、楽にしていいんだなと思ったし、共有してくれる人がいるんだ！と思うと、頑張らなくていい！とようやく思えるようになりました」とした。

　ただ、「老後のことを考えるんですよ」と意外な言葉も。「どうやってお金を貯めておこうかなって。日本の芸能界って若い人の活躍の場が多いけど、歳とともに本数は減っていくので、私も覚悟しなきゃなってすごい思っていて。老後どうやって安心して、安定した家庭を保てるかなって、すごく。すっごい考えてますよ」とリアルな悩みも吐露した。