清水崇監督 最新作「忌怪島/きかいじま」海外版のタイトル「IMMERSION」決定舞台裏語る

2022年11月26日 18:00

芸能

清水崇監督 最新作「忌怪島/きかいじま」海外版のタイトル「IMMERSION」決定舞台裏語る
東京コミコンで最新昨「忌怪島/きかいじま」をアピールした清水崇監督 Photo By スポニチ
 千葉県幕張メッセで開催中の世界最大級のポップカルチャーの祭典「東京コミコン」に26日、清水崇監督(50)が参加し、2023年公開予定の最新作「忌怪島/きかいじま」をアピールした。
 「犬鳴村」「樹海村」「牛首村」の「恐怖の村」シリーズを生み出した清水監督が新たに手掛けるのが「島」シリーズ。「東京コミコン×DVD&動画配信でーた」のスペシャルイベント「東京“怖(こわ)”コン」のステージに登場し、ファンを沸かせた。

 この日は海外版第2弾ビジュアル2種もお披露目された。「アメリカン・フィルム・マーケット」でも評判を呼んだ1つは髪の長い“何者”かが波打ち際に打ち上げられたかのように見え、もだえ苦しみの中に逃げられない島の恐怖を植え付けている。

 そして世界初公開となる浮世絵風のビジュアルは、死や不吉さをイメージする彼岸花と鎖につながれた左腕が描かれており、花言葉でもある「悲しい思い出」をほうふつさせる雨が印象的だ。

 海外版のタイトルは「没入」を意味する「IMMERSION」になったが、清水監督は「本作の主人公が脳科学者で、人の記憶や感情をVRに反映させたらどうなるかという研究をしているので、没入感を込めたタイトルにしたくて、アイランドは使わなかった」と説明した。

 コミコンのために全国初公開の本編を使用した特別映像も用意。海にたたずむ謎の「赤い女」が恐怖心をあおった。
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