清水崇監督 最新作「忌怪島/きかいじま」海外版のタイトル「IMMERSION」決定舞台裏語る
2022年11月26日 18:00
芸能
この日は海外版第2弾ビジュアル2種もお披露目された。「アメリカン・フィルム・マーケット」でも評判を呼んだ1つは髪の長い“何者”かが波打ち際に打ち上げられたかのように見え、もだえ苦しみの中に逃げられない島の恐怖を植え付けている。
そして世界初公開となる浮世絵風のビジュアルは、死や不吉さをイメージする彼岸花と鎖につながれた左腕が描かれており、花言葉でもある「悲しい思い出」をほうふつさせる雨が印象的だ。
海外版のタイトルは「没入」を意味する「IMMERSION」になったが、清水監督は「本作の主人公が脳科学者で、人の記憶や感情をVRに反映させたらどうなるかという研究をしているので、没入感を込めたタイトルにしたくて、アイランドは使わなかった」と説明した。
コミコンのために全国初公開の本編を使用した特別映像も用意。海にたたずむ謎の「赤い女」が恐怖心をあおった。