横浜流星「嫌いになった」の言葉に「役者冥利に尽きる」、「流浪の月」でTAMA映画賞最優秀新進男優賞

2022年11月26日 20:10

芸能

横浜流星「嫌いになった」の言葉に「役者冥利に尽きる」、「流浪の月」でTAMA映画賞最優秀新進男優賞
「第14回TAMA映画賞」授賞式に登壇し、最優秀新進男優賞を受賞した横浜流星(撮影・望月 清香) Photo By スポニチ
 俳優の横浜流星(26)が26日、都内で行われた「第14回TAMA映画賞」授賞式に登壇し、「流浪の月」で最優秀新進男優賞を受賞した。
 本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏のベストセラー小説が原作。女児誘拐事件を描く。横浜は広瀬すず演じる主人公の婚約者役で、心に闇を抱えるがゆえに主人公に執着する“DV男”を熱演した。 原作のファンだったといい、「その中で大きな挑戦ができたとても大事な作品。こうした素敵な賞をいただけて非常にうれしく思います」と喜びをかみしめた。

 撮影期間を「暗闇の中を歩いているような感じで全く覚えていない」と振り返りながら、「悩みながらも監督を信じて、亮として生きてなんとか乗り越えられた」と語った。

 狂気的な演技に反響も大きかったようで「“嫌いになった”とか言葉をくださる」と明かし、「本当に役者冥利(みょうり)に尽きるなと思ってうれしい言葉でした」と胸を張った。

 「皆様の心に残る作品を届けられるようにひとつひとつ目の前にあることを頑張っていきたい」と今後のさらなる飛躍を誓った。
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