大久保嘉人氏　高校卒業後即プロ入りで抱いた意外な不安「これで大丈夫なのかなって心配になるくらい」

　元サッカー日本代表FW大久保嘉人氏（40）が、26日放送のテレビ東京系「ニューヨークふれあい入浴旅　紅葉の群馬へSP」（後6・30）にゲスト出演し、高校時代の思い出を語った。 　長崎の名門・国見高では3年時に全国選手権、インターハイ、国体の高校三冠を達成。C大阪などで活躍し、スペインリーグにも挑戦した。

　お笑いコンビ「ニューヨーク」の屋敷裕政から「（高校時代は）むちゃくちゃしんどかったですか？国見高校なんて、とんでもないでしょう？」と問われると、「やばいですよ。死ぬかと思いましたよ」と回想。「プロ入った時に練習が余裕すぎて、これで大丈夫なのかなって心配になるくらい」と明かし、驚かせた。さらに屋敷から「どれだけ大金積まれても、高校時代に戻りたくない？」と聞かれると、「30億だたら戻る」と笑わせた。

　卒業後に即プロ入りし、C大阪に加入した。進路は「先生が決めるんですよ。“お前はプロに行け”、“お前は大学に行け”って」と、先生の指示で決められたという。その意見には「逆らえない」というが、「後で聞いたら、“プロで長く活躍できないだろうと思うやつは大学に行かせた方が、そいつの人生、良くなるから（と言われた）”」と聞かされたことを明かした。

　その指示にチームメートたちは「誰一人、後悔していない」というが、大久保氏は先生に「僕も大学に行きたいです」と懇願したことがあるという。ところが、返答は「お前は卒業できん」と却下されたことを明かし、笑わせた。

　4人の子供たちは全員、サッカーをしているという。大久保氏は「プロになって欲しい」と大望を抱いており、「いろいろ大変じゃないですか？そういうのを味わってほしい」と理由を説明した。