【今夜の鎌倉殿の13人】残り4回 第45話「八幡宮の階段」義時 勝利宣言?「私にはもう敵はいない」
2022年11月27日 10:01
芸能
稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。物語は、江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の決戦「承久の乱」へと向かう。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑んだ。
第45話は「八幡宮の階段」。京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。北条泰時(坂口健太郎)が警固にあたる中、公暁(寛一郎)は門弟たちとに木の陰に潜んでいた。三浦義村(山本耕史)は御家人たちに交じり、状況を静観。北条義時(小栗)は今後の鎌倉と自身の命運を賭し、北条時房(瀬戸康史)とともに儀式を見守る。式を終えて楼門から出てきた実朝を、公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中…という展開。
建保7年(1219年)1月27日、雪が降り積もる“運命の日”。前回第44話「審判の日」(11月20日)に続き、鎌倉最大のミステリーして鎌倉最大の悲劇「実朝暗殺計画」が描かれる。
公式サイトの次回予告。公暁の計画を黙認した義時は「私にはもう敵はいない」と勝利宣言(?)。その発言の意味は…。