宮崎哲弥氏　宮台真司氏が首切られ重傷に「びっくり。本当に心配」　共著も出版「また議論したい」

　評論家の宮崎哲弥氏（60）が30日、日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜前8・00）に生出演。東京都立大教授で社会学者・宮台真司氏（63）が、29日に首付近を刃物のようなもので切り付けられて重傷を負った事件について、コメントした。 　宮台氏とは共著を発表するなど親交があり、「2000年代に時事評論のデュオ、2人組をやっていて。2000年超えてきたあたりから、リアルな政治の場で、お互いの持ち場で展開していこうということでコンビを解散したところだったんですけど…ちょうどそろそろお互い還暦過ぎて、再会しようかなとぼんやり思っていたところだったのでびっくりしました」と心境を吐露。

　「宮台さんと宮崎は全然違うタイプに見えるかもしれないけど、小室直樹という社会科学全般で影響を受けた人物がいて、ベースがあって、いろいろ展開していって」と、2010年に死去した社会学者の小室直樹氏に影響を受けていると明かした。「小室直樹はエキセントリックなところはあって、宮台さんもちょっと言動にエキセントリックなところがあったんだけれども、私はそろそろまた議論したいなという風に思っていた。小室直樹さんは見直されるべき人だと思っているので、宮台さんと小室さんのことを話したいなと。本当に心配です」と述べた。