M―1決勝進出9組決定！「さや香」5年ぶり大舞台「“久しぶり”って…上戸彩さん攻めます！」

　漫才日本一を決める「M―1グランプリ2022」の準決勝が30日、都内で行われ、決勝進出9組が決定した。史上最多だった昨年（6017組）より1000組以上増えた7261組の中から、初のファイナリストとなるダイヤモンド、カベポスター、男性ブランコ、キュウ、ヨネダ2000の5組を含む9組が来月18日（日）に行われる頂上決戦に駒を進めた。 　最後に行われた9組そろっての写真撮影では、「M―1とは？」の問いに「ロングコートダディ」の堂前が「2回目なんで、意気疎通取れているんで、せーの“人生の道標です”」と兎と息ぴったりの回答で会場を沸かせ、「ウエストランド」井口は「人生を変える大会です」と頂点を見据えていた。

　会見では3組ずつ登壇し喜びの声を発表。「男性ブランコ」の平井は「うれしすぎたらこんな気持ちになるんだなって、いまエッチな気持ちです。うれしすぎるとこうなるんだなって」とボケると、浦井も「キングオブコント敗退してしまい…今どエロい気持ちです」と続き、かまいたちの2人にツッコまれていた。

　5年ぶり2度目の進出を決めた「さや香」は「5年ぶりの決勝、5年ぶりの上戸彩さん…“久しぶり”って言ってみようかな。上戸彩さん攻めます！」と意気込み？を語った。2年ぶりの大舞台となる「ウエストランド」の井口は「吉本以外の事務所が2組（キュウ）出るのは初めてなので、（爆笑問題、太田社長に）うれしい報告ができます」と素直に喜んでいた。

　激戦の準決勝を勝ち抜いた9組は「ダイヤモンド」（初）、「男性ブランコ」（初）、「ロングコートダディ」（2年連続2度目）、「さや香」（5年ぶり2度目）、「真空ジェシカ」（2年連続2度目）、「カベポスター」（初）、「キュウ」（初）、「ウエストランド」（2年ぶり2度目）、「ヨネダ2000」（初）、と発表された。ヨネダ2000は09年ハリセンボン以来の女性コンビの決勝進出。頂点を決める決勝は、敗者復活戦を勝ち抜いた計10組で争う。来月18日午後6時34分から、テレビ朝日系列24局で生放送予定。

　＜準決勝進出27組＞真空ジェシカ、シンクロニシティ、ママタルト、ヤーレンズ、令和ロマン、ななまがり、ハイツ友の会、THIS　IS　パン、カゲヤマ、ダイヤモンド、ダンビラムーチョ、ケビンス、ヨネダ2000、男性ブランコ、ストレッチーズ、さや香、オズワルド、ウエストランド、キュウ、ミキ、からし蓮根、かもめんたる、カベポスター、コウテイ、マユリカ、ロングコートダディ、ビスケットブラザーズ、「ワイルドカード枠」金属バット

　【M―1グランプリ歴代優勝者】第1回（2001年）中川家／第2回（02年）ますだおかだ／第3回（03年）フットボールアワー／第4回（04年）アンタッチャブル／第5回（05年）ブラックマヨネーズ／第6回（06年）チュートリアル／第7回（07年）サンドウィッチマン／第8回（08年）NON　STYLE／第9回（09年）パンクブーブー／第10回（10年）笑い飯／第11回（15年）トレンディエンジェル／第12回（16年）銀シャリ／第13回（17年）とろサーモン／第14回（18年）霜降り明星／第15回（19年）ミルクボーイ／第16回（20年）マヂカルラブリー／第17回（21年）錦鯉