「どうする家康」明智光秀は怪優・酒向芳!64歳抱負「ない」“大河最年長光秀”信長・岡田准一と22歳差
2022年12月01日 13:01
芸能
酒向の大河ドラマ出演は、21年「青天を衝け」以来2年ぶり4回目。18年公開の映画「検察側の罪人」(監督原田眞人)における怪演で一躍、脚光を浴びた。
今回演じる明智光秀は「旧時代の破壊者か、新時代の開拓者か」。足利義昭に仕えるが、将軍の地位が危うくなると、自らを高く評価する織田信長(岡田准一)の配下に入る。笑顔の中にも、常に鋭い眼差しがあり、徳川家康(松本)や豊臣秀吉(ムロツヨシ)の些細な仕草も見逃さない。信長には媚びへつらうが、その本心はどこにあるのか?物語のカギを握る。
酒向は「60代も半ばに差し掛かる者にとって『意気込みとは?』と問われれば『ない』というのが正直な気持ちです(人それぞれでしょうが)。明智がやる気満々では、どうかなと…(笑)」と飄々としたコメント。「奥の奥の奥に秘めた思いは、決して人には語らぬものでしょう。明智はそう言っているようです」と自身もまだ本心を明かさない。
光秀の生年は諸説あるが、1528年説を採れば、1534年生まれの信長と6歳差。今作の信長役を演じるV6岡田准一は42歳で酒向とは22歳差となる。
過去、大河ドラマに明智光秀が登場したのは15作品以上。11年「江~姫たちの戦国~」で市村正親が演じた時の62歳を上回り、酒向が“大河最年長の明智光秀”(放送年の満年齢)になるとみられる。