「どうする家康」明智光秀は怪優・酒向芳!64歳抱負「ない」“大河最年長光秀”信長・岡田准一と22歳差

2022年12月01日 13:01

芸能

「どうする家康」明智光秀は怪優・酒向芳!64歳抱負「ない」“大河最年長光秀”信長・岡田准一と22歳差
来年2023年のNHK大河「どうする家康」に明智光秀役でレギュラー出演することが決まった酒向芳 Photo By 提供写真
 名脇役の酒向芳(さこう・よし、64)が来年2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、日曜後8・00)に戦国武将・明智光秀役でレギュラー出演することが決定し1日、番組公式ツイッターで発表された。戦国最大のミステリー「本能寺の変」(天正10年、1582年)を起こし、主君・織田信長を討った智将。俳優の長谷川博己(45)が主演を務めた20年「麒麟がくる」で大河初の主人公になった。キャスティングが注目されていた物語のキーマンに、遅咲きの“怪優”が抜擢。酒向は「奥の奥の奥に秘めた思いは、決して人には語らぬものでしょう。明智はそう言っているようです」と手ぐすねを引く。
 「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生む古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛け、嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ62作目。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。

 酒向の大河ドラマ出演は、21年「青天を衝け」以来2年ぶり4回目。18年公開の映画「検察側の罪人」(監督原田眞人)における怪演で一躍、脚光を浴びた。

 今回演じる明智光秀は「旧時代の破壊者か、新時代の開拓者か」。足利義昭に仕えるが、将軍の地位が危うくなると、自らを高く評価する織田信長(岡田准一)の配下に入る。笑顔の中にも、常に鋭い眼差しがあり、徳川家康(松本)や豊臣秀吉(ムロツヨシ)の些細な仕草も見逃さない。信長には媚びへつらうが、その本心はどこにあるのか?物語のカギを握る。

 酒向は「60代も半ばに差し掛かる者にとって『意気込みとは?』と問われれば『ない』というのが正直な気持ちです(人それぞれでしょうが)。明智がやる気満々では、どうかなと…(笑)」と飄々としたコメント。「奥の奥の奥に秘めた思いは、決して人には語らぬものでしょう。明智はそう言っているようです」と自身もまだ本心を明かさない。

 光秀の生年は諸説あるが、1528年説を採れば、1534年生まれの信長と6歳差。今作の信長役を演じるV6岡田准一は42歳で酒向とは22歳差となる。

 過去、大河ドラマに明智光秀が登場したのは15作品以上。11年「江~姫たちの戦国~」で市村正親が演じた時の62歳を上回り、酒向が“大河最年長の明智光秀”(放送年の満年齢)になるとみられる。
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