「どうする家康」中村勘九郎「いだてん」以来4年ぶり大河凱旋!豪商・茶屋四郎次郎役 大河主演経験4人目

2022年12月01日 14:01

芸能

「どうする家康」中村勘九郎「いだてん」以来4年ぶり大河凱旋!豪商・茶屋四郎次郎役 大河主演経験4人目
来年2023年のNHK大河「どうする家康」に茶屋清延/四郎次郎役でレギュラー出演することが決まった中村勘九郎 Photo By 提供写真
 歌舞伎俳優の中村勘九郎(41)が来年2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、日曜後8・00)に京の豪商・茶屋清延/四郎次郎(ちゃや・きよのぶ/しろじろう)役でレギュラー出演することが決定し1日、番組公式ツイッターで発表された。大河出演は主演を務めた2019年「いだてん~東京オリムピック噺~」以来4年ぶり3回目の凱旋。V6岡田准一(42)松山ケンイチ(37)松嶋菜々子(49)に続いて勘九郎と、今作は大河主演経験者が早くも4人もキャスティングされた。
 「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生む古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛け、嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ62作目。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。

 勘九郎の大河ドラマ出演は04年「新選組!」、19年「いだてん」に続き3回目。今回演じる茶屋清延/四郎次郎は「困った時に現れる京の豪商」。ちっぽけな三河の田舎大名・徳川家康に財を預け、出世を見込んで大博打を打った商魂たくましい陽気な男。数々のピンチを救い、家康のサクセストーリーとともに国づくりを支え、日本一への豪商へとのし上がる。

 勘九郎は「徳川家康の御用商人として取り立てられた茶屋四郎次郎、家康の数々のピンチを救った男ですが、公私ともに仲が良い“松本”家康殿のため、身を粉にしてお仕えしたいと思います。『茶屋四郎次郎にお任せあれ!!』」と意気込み。

 大河主演については「1年をかけて1人の人物を演じるということはなかなかないので、思い入れも強くなってきますし、勘九郎なのか、その人物なのか分からなくなったり、錯覚してくる時もしばしばあります。そういう経験ができるというのは大河ドラマでしかないので貴重な現場です」と振り返った。

 織田信長役を演じる岡田は14年「軍師官兵衛」、徳川家臣団の嫌われ者・本多正信役を演じる松山は12年「平清盛」、家康の母・於大の方(おだいのかた)役を演じる松嶋は02年「利家とまつ~加賀百万石物語~」(唐沢寿明とダブル主演)で大河主演。勘九郎で大河主演経験者は4人目。大河初出演初主演の松本にとっても、頼もしい“援軍”となりそうだ。
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