八代英輝弁護士 1歳児虐待保育園問題の裾野市の対応「報道されない限りは公に…隠ぺい体質も問題」

2022年12月01日 13:36

芸能

八代英輝弁護士 1歳児虐待保育園問題の裾野市の対応「報道されない限りは公に…隠ぺい体質も問題」
八代英輝弁護士 Photo By スポニチ
 弁護士の八代英輝氏(58)が1日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。静岡県裾野市が11月30日、私立「さくら保育園」(同市)で保育士3人が園児の足をつかんで宙づりにしたり、寝かせつけた園児に「ご臨終です」と暴言を吐くなどの虐待行為を繰り返していたと発表したことに言及した。
 市は、虐待事件として傷害や暴行容疑などでの刑事告発を検討している。園の内部調査では、虐待は今年6~8月、1歳児クラスの約20人を受け持つ保育士6人のうち、30~40代の女性3人によって行われていた。ある園児は足をつかまれ宙づりにされた後、真っ暗な排せつ室に放置されていた。ズボンを無理やり下ろされたり、カッターナイフを示して脅された園児もいた。3人はいずれも懲戒処分となり、このうち1人は依願退職。残る2人も11月30日付で退職した。市によると、園側は保育士による暴言や虐待行為を口外しないよう求める誓約書を、全ての保育士に書かせていた。

 八代氏は、3人の保育士や保育園の対応を批判した上で、「裾野市も十分な指導力を発揮できていないというのも今回の問題の1つ」と指摘。「報道されない限りはこの問題を公にするつもりがなかった隠ぺい体質というのも問題」とし、「市としても情報公開に消極的だったというところも反省材料なのかなと感じますね」と自身の見解を述べた。
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