八代英輝弁護士　「ここで緩和なのかなってことで違和感を感じる親御さんも」学校給食“黙食”緩和

　弁護士の八代英輝氏（58）が1日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。文部科学省が11月29日に、学校給食の際、適切な対策を取れば「会話は可能」とする通知を都道府県教育委員会などに出したことについてコメントした。 　政府の新型コロナウイルス対策の基本的対処方針から「黙食」の文言が削除されたことに伴い、給食中の黙食は求めていないことを初めて明文化した。一部の自治体で黙食を緩和する動きがあるものの、多くの学校現場では継続している。文科省は「感染状況や地域の実情に応じて検討してほしい」としている。

　番組では、子供たちにインタビューし、緩和してほしいという声や、黙食を続けたいと声など、さまざまな意見を放送。八代氏は「黙食というのがお子さんたちにすごく負担を強いているものだっていうのが、今のインタビューからも明らかだと思うんですね。ただ、今？っていう気持ちは多少あります。今、感染が増えて来て、冬に向かって換気もしづらくなってくる状況で、ここで緩和なのかなってことで違和感を感じる親御さんもいらっしゃるんじゃないかなと思います」と自身の考えを述べた。