八代英輝弁護士 「市の対応も非常に問題」静岡県裾野市の女性保育士3人による園児虐待事件

2022年12月05日 13:36

芸能

八代英輝弁護士 「市の対応も非常に問題」静岡県裾野市の女性保育士3人による園児虐待事件
八代英輝弁護士 Photo By スポニチ
 弁護士の八代英輝氏(58)が5日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。静岡県警が4日、私立「さくら保育園」(裾野市)で園児に虐待を繰り返していたとされる保育士3人を暴行容疑で逮捕したことに言及した。
 市が問題を公表してから、わずか4日での逮捕で、園側が虐待行為を口外しないよう約束させる誓約書を全ての保育士に書かせていた疑いがあり、園ぐるみでの証拠隠滅や口裏合わせを懸念したとみられる。事態を把握しながら3カ月以上も公表してこなかった市の隠蔽体質にも批判が集まっている。

 恵俊彰が「証言がなかなか取れない。心ある内部の状況を伝えようとした人たちの口もつぐもうとしたわけじゃないですか。どうやって証拠を収集するかっていうのは、警察も難しかったから警察も急いで逮捕ってことなんですか?」と聞くと、八代氏は「県と市が特別監査という形で入りましたけれども、どれだけ保育記録とかに虐待の経緯というものが記されているのか。内部に防犯カメラのようなものもないという状況で、当時は園長は被害児童を自分たちでは特定できていないと言うような話だったんですね。そうだとすると、警察の捜査ではどうやってそれが特定できたのかっていう部分は非常に問題となります」と言い、「いずれにしても本来は保育士というのは虐待などを見たら通告義務がある側なんですね。ですから自ら虐待に加わるっていうのはあってはならないことで、虐待の通告を受けたら市も児童相談所と連携すべきだったと、その時点で。市の対応も非常に問題だということだと思う」と自身の見解を述べた。
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