心遣いのお歳暮 貝柱とともに今年をかみしめる

2022年12月06日 05:05

芸能

心遣いのお歳暮 貝柱とともに今年をかみしめる
加島屋さんで根強い人気の貝柱のうま煮 Photo By スポニチ
 【金子恵美の見つけた新潟】本格的な冬を迎えました。冬といえばお歳暮ですね。我が家のお歳暮担当は夫ですが、この時期になると毎年、何を贈ろうか頭を抱えています。お相手によって趣味が異なるので内容を細かく変えているようです。お酒が好きな方もいれば、苦手な方もいるし、甘いものが好きな方もいれば、辛いものが好きな方もいる。なるべくその方のお気持ちに寄り添うように趣向を凝らしているそうです。
 このお歳暮は冬の訪れを感じさせると同時に、冬を楽しむ日本の文化でもありますよね。先日、我が家にもお歳暮第1号が届きました。今回我が家に届いたのが「見つけた!新潟!」でした。以前もご紹介した加島屋さんです。私も「ご飯のお供にどうぞ」とさけ茶漬けの瓶詰をよくお土産にお持ちします。

 今回、我が家に贈り物をくださった方はその昔、新潟で税務関係のお仕事をされていた方。私が新潟出身だということもご存じの上で、加島屋さんを贈ってくださったのです。新潟の人が喜ぶものは何か、また地元の人は贈答品として購入しても、高価なので自分のためにはあまり買わないであろう(笑い)ということもよくご存じの上で贈ってくださいました。きっと夫と同じように、この方もいろいろと考えてくださったのだと思います。

 特に、今回いただいた中にあった貝柱のうま煮の瓶詰は根強い人気で、我が家では貝柱自体を食べた後に、残った汁で和風パスタを作るくらいです。炊き込みご飯のおだしとして使ってもおいしいです。お心遣いに心から感謝しながら、おいしくいただきました。

 今週末は新潟市での講演のため帰省しますし、年内は慌ただしく過ごすことになりますが、新潟の味を思い出しながら令和4年をかみしめたいと思います。(コメンテーター)

 ◇金子 恵美(かねこ・めぐみ)1978年(昭53)2月27日生まれ、月潟村(現在の新潟市南区)出身の44歳。月潟小、月潟中、三条高を経て早大に進学。03年にはミス日本関東代表に選出された。07年から新潟市議会議員、10年から新潟県議会議員を経て12年に衆院議員となる。16年に総務政務官に就任。放送行政、IT行政、郵政を担当した。10年間の議員生活を経て、現在はテレビコメンテーターとしてフジテレビ「めざまし8」「Mr.サンデー」、CBC「ゴゴスマ」、読売テレビ「ウェークアップ」などで活躍中。
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