榊原郁恵「渡辺徹は偉大な人」涙見せず笑顔で会見 最愛の夫死去 最後の会話は「いつも通りの雑な」
2022年12月06日 04:59
芸能
渡辺さんは11月20日に発熱、腹痛などの症状が出たため、都内の病院で検査を受け入院。榊原と渡辺さんの最後の会話は、車で病院に送った際。「“お父さん、降りて行って”と途中で降ろした時。いつも通りの雑な扱いでした」と振り返った。過去にも入院歴がある渡辺さんに対し「不死鳥のような人だから」と信じていたが、回復はかなわず。最期をみとったことを明かし「あの人は凄く甘えん坊。“もっと手を握ってあげればよかったね”とか、そういう言葉をかけました」と話した。
時折言葉を詰まらせる場面もあったが、“おしどり夫婦”らしいエピソードで笑いを誘った。棺の中には「もう制限ないからね」と、山盛りの白ご飯を入れたことを明かした。生前には調味料をかける量など、ささいな理由でのけんかもあったと回想した。
会見では、榊原が質問から少しズレた回答を話し出し、裕太が「こういうの止めるのが父の役割だったんですけど…」と苦笑い。2人が肩を叩き合う場面もあった。
会見終了時には、裕太の意向で渡辺さんのヒット曲「約束」(82年)が流れ、写真撮影では曲が起用されたCMの決めポーズも2人で披露。榊原は「お父さん、帰るよ~!」と空に向かって呼びかけた。会場を出る際に深く一礼し、真っすぐ前を見据えていた。