八代英輝氏　園児“暴行”保育士逮捕に「もっと早く園が対応できていれば…いろんな所に問題がある事案」

　弁護士の八代英輝氏（58）が6日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。静岡県警が4日、私立「さくら保育園」（裾野市）で園児に虐待を繰り返していたとされる保育士3人を暴行容疑で逮捕したことに言及した。 　市が問題を公表してから、わずか4日での逮捕で、園側が虐待行為を口外しないよう約束させる誓約書を全ての保育士に書かせていた疑いがあり、園ぐるみでの証拠隠滅や口裏合わせを懸念したとみられ、事態を把握しながら3カ月以上も公表してこなかった市の隠蔽体質にも批判が集まっている。

　八代氏は「地元ではとっても評判のいい保育園だったっていうことで意外に感じる方も多かったと思うんですね」と言い、「もちろん虐待を加えた3人は被疑者であって容疑者なんですけど、（1人の保育士は）クリアファイルで幼児の頭をたたいた。普通だったらこれで逮捕される事案ではないんです。ただ逮捕に至ってるってことは、結局この事案が6月に起こっているのに、行政にも報告がなされているのにもかかわらず保護者にも園にも対応がなされずに、行政も手をこまねいていた、この結果が3人の逮捕に集約された」と説明。「ですからもっともっと早く、6月の時点で園が対応できていれば、ここまでの問題にならずに済んだのに、いろんな所に問題がある事案だなと感じます」と語った。