市村正親「スクルージ」初日へ、サッカー日本代表から「エネルギーもらった」

2022年12月06日 20:00

芸能

市村正親「スクルージ」初日へ、サッカー日本代表から「エネルギーもらった」
<「スクルージ」囲み取材・ゲネプロ>スクルージ役を熱演する市村正親(撮影・藤山 由理)  Photo By スポニチ
 俳優の市村正親(73)が、あす7日に東京・日生劇場で初日を迎える主演ミュージカル「スクルージ~クリスマス・キャロル~」(スポーツニッポン新聞社主催)の公開稽古を6日、同所で行った。12月という時期に開催する同作を市村は「新しい年を迎える前に、自分の人生を見直すいい作品」とし、「22年もスクルージをやりながら人生を振り返り、来年はどういうふうに生きていこうか考えながら、この一カ月を乗り切りたい」と意気込みを語った。
 1994年から主演し、今回は3年ぶり7度目の挑戦。来年に俳優生活50周年を控え「73歳になって、よくここまで働いているなと実感する。ケガや病気がなくやってこられたのは日ごろの努力のたまものかな」と笑顔を見せた。

 名作小説「クリスマス・キャロル」が原作で、嫌われ者の守銭奴スクルージが3人の精霊に出会い、改心していく姿を描く。市村の出演場面は多く、舞台上では冬仕様のコートや厚手のサンタクロース服を着こなす。フライングシーンもあるという。「スクルージの夢の中の話なので、出ずっぱり。体力勝負ですね」と意気込む。

 サッカーW杯の話題になり、クロアチアにPK戦で敗れた日本代表について「(120分間で)引き分けということは同じベスト8に入ったと思っている。すごいなって。エネルギーをもらいましたね」と選手を称えた。
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