「数ある演芸を一度に見られるイベントは珍しい」 上方寄席演芸大全・大阪公演を桂小春団治がPR
2022年12月07日 14:38
芸能
落語家・桂三象(66)は日本舞踊・藤間流の名取りで、自己流の踊りにお笑いトークを絡める芸。「お客さんに楽しんでいただける踊りを提供したい」と意気込む。小春団治も「上方色の濃いコテコテの踊りです」と笑わせた。
ベテランコンビ「シンデレラエキスプレス」が漫才。「光栄です」と出演を喜ぶ渡辺裕薫(55)。相方の松井成行(58)も「(心斎橋)角座でも5分とか6分。15分のステージをやらせていただけるのはありがたい」と本流のしっかりしたネタを披露することを約束した。
奇術のビックリツカサ(49)は「お喋りがメインのマジック。そんなにビックリするようなのはありません。ビックリするぐらいマジックが少ない」と話芸も達者。太神楽の豊来家玉之助(48)はなかなか演じる機会に恵まれないことから「ご恩返しできるよう頑張ります」と意気込む。
トリを務めるのは水芸の松旭斎天蝶。火や水を使う芸は、各劇場がNGを出すことが多く、今回は落語家・桂あやめ(58)が演出を手がけてストーリー性のある進化した水芸となる。「舞台装置も一から作りました。新しい形の水芸。東京、名古屋でやって、改善点もあったので大阪が完成形です」とあやめも自信をのぞかせた。
先月21日には「深川江戸資料館小劇場」で東京公演。1日には名古屋・中村文化小劇場で開催し、大阪で千秋楽。「皆さんに楽しんでいただけると思います」と小春団治もアピールした。
他には漫談のナオユキ(55)が出演する。