新垣結衣「ストーカーじみた小四郎、私はかわいいなって」 言いたい放題の“姉妹”に小栗旬苦笑
2022年12月08日 08:00
芸能
新垣は退場後もオンエアを見ているといい、どんどん義時が“闇落ち”していく展開に「ほんとに心苦しい。途中まではもどかしいと思ってたけど、最近2、3週はもどかしさを通り越して。染まりきってしまったな、止められないんだなという悲しさというかあきらめを感じるくらい気迫がすごくて。空にいる八重さんのような気持ちで」と心境を語った。
八重は、三浦義村(山本耕史)とともに子どもを川遊びに連れて行った際、八田知家(市原隼人)から預かった孤児・鶴丸を救出した後に姿が見えなくなった。衝撃的な退場や義時の慟哭が大きな反響を呼んだシーンの撮影を「昨年12月、真冬で水も冷たかったですし、想像してたより深くて。川の流れもけっこう強かったんですよ。安全第一でっていう感じだったですけど、鶴丸役の子もずっと水の中にいて震えてて。それを助けたいっていう気持ちがリアルに出てきた。そういう環境に助けられてリアルな感情が出てきたのかも…」と回想。「私たちよりも平六殿(三浦義村)の方が寒かったかもしれない。なんで脱いだんだろう…」と着物を上半身脱ぎ、マッチョぶりを見せつけて助けに向かった義村を不思議に思ったという。
それでも命がけで助けた鶴丸と、実の子・金剛(のち北条泰時)が成長後もお互いを助け合っている姿に「今も金剛との絆みたいなのが続いているのはうれしい気持ちですね」とほほえんだ。
また、義時がなんとか八重を口説こうと魚やキノコなどを次々と贈り「おなごというものはな、だいたい(きのこが)大好きなんだ」(第29話、7月31日)という名セリフまで生まれたことについて、新垣は「きのこ、私は好きですけどね。最初のちょっとストーカーじみた小四郎(義時)は、現場の女性キャストの皆さんからも気持ち悪いって言われてましたけど…私自身はいじらしいなと。かわいいなって」と明かして笑いを誘った。
小栗は「このシーン撮ってる時、後ろで小池栄子さん(政子役)と宮澤エマちゃん(実衣役)がずーっと“気持ち悪い!”って言ってましたもん。“あいつ、あんなことして腐ったモチ持ってったんだよ!”って言うし」と、姉妹役たちは言いたい放題だった舞台裏を明かして会場はさらなる笑いに包まれた。
新垣は「言ってましたねえ」と懐かしみ、「好意を寄せられてる方としてはうれしいですけどね。八重さんの気持ちは置いておいて、私自身はかわいいなと思ってました」と心境を語った。