EXIT兼近“1軒の苦情で公園廃止”に持論「そういう1人の大人の声は何で我慢できるのか…」
2022年12月08日 23:12
芸能
廃止を決めた長野市公園緑地課課長は「それ(音)をずっと毎日繰り返し聞いていたら、そちら(住民)のご意見も察するというか、分かりますので」と話し、さらに「利用されなくなった公園に税金を使うことはできない」との判断だったという。
さまざまな声を受け兼近は「多様性と言われていますから、1人の少数の意見というのを、もちろんぶん投げてはいけないと思いますけど」と住民側の意見に理解は示した上で、「子供の声がうるさいというより、1人のこのような大人の声の方がうるさいと思うんですよ」と厳しめの主張を展開。「そういう(大人の)声は何で我慢できるのか。子供の声を我慢できないのに、なんで1人の大人の声は…子供には我慢させているわけじゃないですか。“じゃあ騒がないで”とか。でも大人は“騒いでるからうるさいよ”って言えるっていう、立場の強い人が立場の弱い人を抑えつけている感じが、どうしても僕からは見えちゃうんですよ」と子供の声は我慢できないのに、我慢できない大人の声や主張は周りが“うるさい”とは言わず我慢してしまう今の社会の風潮があると嘆いた。
さらに「家の中にいても子供ってうるさいですよ。家の中で遊んでいてもうるさいから多分昔の人って子供は外で遊べって言っていたと思うんですよ。だから“子供は外で遊ぶ”が圧倒的大多数(の考え方)になってはいるとは思うんですけど。家の中でもうるさいから外で遊べ、外でもうるさいから家に戻る…でまた苦情が来るから外で遊ぶ…だったらもう防音施設をつくるしかないというか、家一つ一つに防音の子供が住むための家をつくってくれよっていう。もう今どうしようもないですよ、子供って。だから(子供が)必要のない存在にされちゃっている感じがして、僕はちょっと許せないです。必要なものとされているはずなのに、大人たちから必要のないものに無理やりさせられているというか。納得のいかないことが多いです」と社会における現代の子供たちの存在や居場所について危機感を強く訴えていた。