EXIT兼近“1軒の苦情で公園廃止”に解決方法を提案「市とか区で育てやすい場所、育てにくい場所を」

2022年12月09日 16:03

芸能

EXIT兼近“1軒の苦情で公園廃止”に解決方法を提案「市とか区で育てやすい場所、育てにくい場所を」
EXITの兼近大樹 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(31)が8日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。長野市内の公園が「子供の声がうるさい」などの1軒の住民の苦情で来年3月に廃止が決まったことに対して持論を述べた。
 番組では長野県長野市にある「青木島遊園地」が、「子供の声がうるさい」といった苦情が発端で来年3月31日をもって廃止になるというニュースを取り上げ議論を展開。公園は児童センターや保育園が隣接。04年の開設当初から、それ以前から隣接する場所に住む1軒の住民から「児童センターに迎えに来る保護者の車のエンジン音や公園で野球をして遊ぶ子供たちの金属バットの音がうるさい」「子供の声がうるさい」「夜に花火をやっていてうるさい」「午前中は遊ばせるな」「午後からの利用は一度に5人まで」などの苦情が絶えず、張り紙やルールづくりなど対策を講じるなどしてきたが、その影響で公園の利用者が減少したことなどを総合的に判断し昨年3月、ついに児童センターが公園の利用中止を決定。こうした流れの中、長野市も廃止を決定した。このニュースはSNS上含め「1世帯の苦情に屈していいのか」「子供の遊び場と未来を奪っていいのか」「18年も我慢したのだから仕方ない部分もある」「長期間我慢したようだ。騒音のつらさは理解できる」など賛否の声が多数上がった。

 廃止を決めた長野市公園緑地課課長は「それ(音)をずっと毎日繰り返し聞いていたら、そちら(住民)のご意見も察するというか、分かりますので」と話し、さらに「利用されなくなった公園に税金を使うことはできない」との判断だったという。

 兼近は「子供嫌いとか、子供が苦手で関わりたくないって人もいるっていうのは凄い分かるんですよ。だから、市とか区とかで育てやすい場所、育てにくい場所を作って、子供の少ない所に住むようにしたりとか、そういう分断は作るしかないんじゃないかなと正直思っている」と解決方法を提案した。

 その上で、「ベビーカー問題とか、いろんな問題で揉めるわけじゃないですか?子供好きが集まる街とかをつくって、もうそうしていくしかない」とバッサリ。続けて、「この市とか区に僕は行きたくないっていうか、過ごしたくない。そういう場所に行きたくないと思ったんで、ここでは俺は住まないですし、行くことはないなって思っちゃう。今後どんどん狭まっていくわけじゃないですか?選ばれない町になることを選んだわけで、でもその分、子供が嫌いな人とか自分が楽しみたいだけの人たちは集まると思う。そういう分断は街ごとにつくってもいいのかなとは思っちゃいますね」と自身の考えを語った。
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