デーブ・スペクター氏 ヘンリー王子夫妻ドキュメンタリー番組にツッコミ「泣いてる後ろにウン十万の毛布」

2022年12月09日 16:14

芸能

デーブ・スペクター氏 ヘンリー王子夫妻ドキュメンタリー番組にツッコミ「泣いてる後ろにウン十万の毛布」
デーブ・スペクター氏 Photo By スポニチ
 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が9日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組にツッコミを入れた。
 ネットフリックスで8日に公開された「ハリー&メーガン」は、ヘンリー王子夫妻が王室との亀裂が深まっていく様子を夫妻の視点で描いている。ところが、制作された2本の予告編ではさっそく、物議を醸す演出やフェイク動画の存在が取り沙汰されているという。

 映像では、夫妻がパパラッチに追われていることを象徴する姿として、大勢のカメラマンが待ち構える場面が使われているが、この姿は実は映画「ハリー・ポッター」シリーズの先行試写会イベントのもので、夫妻とはまったく無縁だった。夫妻と長男を隠し撮りしたかのような映像も使われたが、取材許可を得て撮影されたものだった。合計2分の予告編で、フェイクと疑われるものが4カ所もあったという。

 こうした映像について、デーブ氏は、「番宣と同じなので、多少脚色した、オーバーな印象を与えないといけない」としつつ、「ただ、間違いがあってはいけない」と指摘。「これだけ2人が肉薄されて、細かくチェックされるわけですから、メディアに。少しでも誤解を与えるものは最初から省くべきだったのに、入ってるわけですから、失態ですよね」と首をかしげた。また「正しい映像や写真を付けないと、全体の信ぴょう性がなくなりますね」とも話した。

 デーブ氏は既に本編を見たという。「個人的に見た時に完成度は高いので、特になれそめ、デートのエピソードは楽しく。作りはいいんですよ、さすがに」。映像部分に関して評価はしたものの、「だけど、中立性に欠けていますよね」と苦言を呈した。

 デーブ氏は予告編の中に、気になるシーンがあったという。パパラッチに追い回されたとされるメーガン妃が、ソファに座って顔を覆って泣いている場面。「“私はかわいそうでしょう?”と、メーガン妃がさっきのシーンで泣いているんですけど、その後ろをよく見ると、ウン十万もするエルメスの毛布が置いてあるわけですから、どこがかわいそうかな?っていう」とツッコミ。「何か客観的に見られない。そこだけはブラボーと言えない」と、サッカー日本代表DF長友佑都のフレーズを引き合いに、笑わせていた。
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