デーブ・スペクター氏 ヘンリー王子夫妻ドキュメンタリー番組にツッコミ「泣いてる後ろにウン十万の毛布」
2022年12月09日 16:14
芸能
映像では、夫妻がパパラッチに追われていることを象徴する姿として、大勢のカメラマンが待ち構える場面が使われているが、この姿は実は映画「ハリー・ポッター」シリーズの先行試写会イベントのもので、夫妻とはまったく無縁だった。夫妻と長男を隠し撮りしたかのような映像も使われたが、取材許可を得て撮影されたものだった。合計2分の予告編で、フェイクと疑われるものが4カ所もあったという。
こうした映像について、デーブ氏は、「番宣と同じなので、多少脚色した、オーバーな印象を与えないといけない」としつつ、「ただ、間違いがあってはいけない」と指摘。「これだけ2人が肉薄されて、細かくチェックされるわけですから、メディアに。少しでも誤解を与えるものは最初から省くべきだったのに、入ってるわけですから、失態ですよね」と首をかしげた。また「正しい映像や写真を付けないと、全体の信ぴょう性がなくなりますね」とも話した。
デーブ氏は既に本編を見たという。「個人的に見た時に完成度は高いので、特になれそめ、デートのエピソードは楽しく。作りはいいんですよ、さすがに」。映像部分に関して評価はしたものの、「だけど、中立性に欠けていますよね」と苦言を呈した。
デーブ氏は予告編の中に、気になるシーンがあったという。パパラッチに追い回されたとされるメーガン妃が、ソファに座って顔を覆って泣いている場面。「“私はかわいそうでしょう?”と、メーガン妃がさっきのシーンで泣いているんですけど、その後ろをよく見ると、ウン十万もするエルメスの毛布が置いてあるわけですから、どこがかわいそうかな?っていう」とツッコミ。「何か客観的に見られない。そこだけはブラボーと言えない」と、サッカー日本代表DF長友佑都のフレーズを引き合いに、笑わせていた。