ザブングル加藤　コンビ解散の真相を告白　きっかけは闇営業問題での謹慎「精神的に来たんでしょうね」

　お笑い芸人のザブングル加藤（48）が9日までにYouTubeチャンネル「街録ch～あなたの人生、教えて下さい」に出演。コンビ解散の真相を明かした。 　フリーランスのディレクター、三谷三四郎氏が街頭インタビューするチャンネルで、加藤がゲストとして登場。加藤は99年に松尾陽介さんとザブングルを結成。フジ「さんまのお笑い向上委員会」Amazonプライム「ドキュメンタル」シリーズなどで人気を盛り返す中、19年には吉本興業の芸人らとともに特殊詐欺グループの闇営業に参加したことが発覚して一時活動を自粛。その後、復帰するも、21年3月コンビを解散。以降は加藤はピン芸人に、松尾さんは芸能界を引退し、実業家に転身した。

　加藤は「お笑いの活動はテレビに出たりぐらいですね。ライブに出たりもないので。ピン芸もやろうとは思うんですけど、なかなか」とお笑い芸人としての現状を告白。「お笑いの仕事だけだと厳しいので、（20年に国家資格を取得した）消防設備士もやっているんです。（生活は）それで何とかギリギリですね」とした。

　コンビ解散について話が及ぶと、「謹慎中に松尾が精神的に来たんでしょうね、僕も来ましたけど。“もう辞める！”って言って」と説明。「謹慎明けてすぐ辞めちゃうとなんか、違う。事務所的にも1年ぐらいはちょっとやってみましょうと、とりあえず。そこで心変わりもあるかもしれないしって。それで1年間やったんですけど“やっぱり辞める”ってことで、辞めちゃったって感じですね」と明かした。

　引き止めたりはしなかったのか？との問いには、「あいつも45歳とか。この年齢で“辞めるなよ！”とは言えなかったですね。あいつにはあいつの人生がありますし」ともらした。