ロバート馬場裕之 “料理芸人”のきっかけをくれた大物芸人2人とは「漬物やってるんで良かったら…って」

2022年12月10日 11:00

芸能

ロバート馬場裕之 “料理芸人”のきっかけをくれた大物芸人2人とは「漬物やってるんで良かったら…って」
ロバートの馬場裕之 Photo By スポニチ
 お笑いトリオ「ロバート」の馬場裕之(43)が9日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(金曜後11・00)にゲスト出演。“料理芸人”として活躍するきっかけをくれた人物について語った。
 馬場は料理を得意とし、自身の料理YouTubeチャンネルは現在登録者数が98・5万人、料理番組4本に出演し、今年、飲食店もオープンした。馬場は「僕が料理芸人としてテレビに出るようになったきっかけは今田さんなんですよ。それがなかったら今ここにいないと思います」と番組MCの今田耕司の名前を挙げた。

 1998年に「ロバート」を結成、3年とたたず大人気コント番組に抜てきされ、ブレーク。2011年にはキングオブコントで優勝した。挫折とは無縁の芸人人生に見えるが、「芸人始めたての頃から、向いてないなと思ってずーっと過ごして来たんで。ずーっと悩んでやってた感じはありますけど」と馬場。

 「まあ芸人やってる人からしたらキングオブコント獲ってるのに、お笑い向いてないって、みたいな。でもネタもギャグも書いたことないんで。だからまあ見た目とかちょっと奇抜な格好して。髪の毛緑にしたりとか、ボディピアス付けたりとかして、ちょっと変わってる風な人を演じてましたね。初期装備で戦ってるみたいな。お笑いやり始めた時のレベルのまま、ずっと来てた感じだったんで」と振り返った。テレビ出演後はタクシーチケットをもらってタクシーで帰るが「このタクシーで帰っていいのかな、みたいな感じはずっとありましたね。手応えない」との思いがあり、当時は「1人で荒れてましたね」と明かした。

 そんな馬場の人生を変えたのは、「今田さんが、さんまさんに“馬場ちゃんが漬物やってるんで良かったら。めっちゃおいしいんで食べてあげてください”って言ったのがきっかけで、さんまさんの番組に呼んでいただいて。それで初めて料理芸人みたいなことをやり出して。そっからですね」と回顧。「呼んでもらうたびにいろんなアイデアが出てきて、料理に生かせたりしたんで、手応えを初めの頃から感じたかもしれないですね」と続けた。

 「芸人も大変でしたけど。辞めてないですけど、別に」としながらも、「今田さんの顔にも泥を塗れないし、さんまさんの顔にも泥を塗れないんで、ちゃんとこう結果を残せるようにガチでやります。本当に」と力を込めた。
 
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