ロバート馬場裕之 “料理芸人”のきっかけをくれた大物芸人2人とは「漬物やってるんで良かったら…って」
2022年12月10日 11:00
芸能
1998年に「ロバート」を結成、3年とたたず大人気コント番組に抜てきされ、ブレーク。2011年にはキングオブコントで優勝した。挫折とは無縁の芸人人生に見えるが、「芸人始めたての頃から、向いてないなと思ってずーっと過ごして来たんで。ずーっと悩んでやってた感じはありますけど」と馬場。
「まあ芸人やってる人からしたらキングオブコント獲ってるのに、お笑い向いてないって、みたいな。でもネタもギャグも書いたことないんで。だからまあ見た目とかちょっと奇抜な格好して。髪の毛緑にしたりとか、ボディピアス付けたりとかして、ちょっと変わってる風な人を演じてましたね。初期装備で戦ってるみたいな。お笑いやり始めた時のレベルのまま、ずっと来てた感じだったんで」と振り返った。テレビ出演後はタクシーチケットをもらってタクシーで帰るが「このタクシーで帰っていいのかな、みたいな感じはずっとありましたね。手応えない」との思いがあり、当時は「1人で荒れてましたね」と明かした。
そんな馬場の人生を変えたのは、「今田さんが、さんまさんに“馬場ちゃんが漬物やってるんで良かったら。めっちゃおいしいんで食べてあげてください”って言ったのがきっかけで、さんまさんの番組に呼んでいただいて。それで初めて料理芸人みたいなことをやり出して。そっからですね」と回顧。「呼んでもらうたびにいろんなアイデアが出てきて、料理に生かせたりしたんで、手応えを初めの頃から感じたかもしれないですね」と続けた。
「芸人も大変でしたけど。辞めてないですけど、別に」としながらも、「今田さんの顔にも泥を塗れないし、さんまさんの顔にも泥を塗れないんで、ちゃんとこう結果を残せるようにガチでやります。本当に」と力を込めた。