ガーシー議員、参院質問状への回答をSNSで公開 海外での活動は「公約通り」、リモート国会呼びかけも
2022年12月10日 18:34
芸能
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ガーシー氏はこれを受けて「でもって、これが回答 正論には、正論で!」とつづり、「欠席の理由」と題した文書を公開。そこで「『当選しても日本へ帰らず海外で政治活動をしていく』と公約の一つに掲げ287,714票を頂いて当選した。現在も公約通り、海外でSNSを利用して政界・経済・芸能あらゆる業界の不正を暴露し裁いていくことで、この国の不満を一つ一つ解消していきたい。これが、私に投票して頂いた皆様との約束であり理解を頂いている」と登院しないことは公約通りであると説明した。そして「これからも、海外から国会議員の仕事が可能であることを徹頭徹尾実践していく」とした。
続けて「来年帰国して通常国会に出席することを考えているが時期については未定である」とし、理由について「私の暴露に批判的な者、又は名誉棄損ではないかと騒ぎ立てる者がいることから、不当逮捕、不当拘留があるのではないか危惧している」と説明。さらにSNSに「殺害をほのめかす脅迫」などが届いていることから、安倍晋三元首相銃撃事件、宮台真司氏の襲撃事件を受けて「警戒心を強く持ち続けている」と明かし、「帰国しても果たして大丈夫なのか不安が解消されれば国会へ出席したいと考えている」とした。
「帰国した際は、まず議運委員会へ出席して皆様のご質問に直接お応えしていきたい。また、いつでも要請があればドバイからリモートで同委員会へ出席したい。認められなければ電話での対応もお願いしたい。是非、文書ではなくデジタルを利用して直接話すべきであると切に願う」と委員会にリモートで出席する意欲も見せたガーシー氏。そして「衆議院にはない良識の府参議院で最初に『リモート国会』を実現させようではないか。合わせて議員運営委員会の皆様のご協力をお願い申し上げます」と呼び掛けて文章を結んだ。
石井議院運営委員長はこの日の議運委理事会で、ガーシー氏への文書をN党の浜田聡政調会長に渡した。ガーシー氏は7月の参院選で当選後、UAEなどに滞在しており、8月の臨時国会に続いて今国会にも一度も登院しなかった。