京都の進学校コンビが高校生漫才日本一 「明日から日本一おもしろい高校生と学校で呼ばれる」

2022年12月11日 21:26

芸能

京都の進学校コンビが高校生漫才日本一 「明日から日本一おもしろい高校生と学校で呼ばれる」
「ハイスクールマンザイ2022~Hー1甲子園~」で優勝したレイジークラフトの石山蓮也君(左)、安本悠人君 Photo By スポニチ
 高校生漫才日本一を決める「ハイスクールマンザイ2022~H―1甲子園~」の決勝大会が11日、大阪市内で開催され、近畿エリア代表「レイジークラフト」石山蓮也(17=鴨沂高3年)、安本悠人(18=洛星高3年)が優勝。お笑い奨学金50万円と、吉本総合芸能学院(NSC)の入学金・授業料免除の特典などを手にした。
 今年で20回目を迎えた区切りの大会で優勝したのは2年連続出場の3年生コンビ。中学時代からコンビを組んでいたそうで「明日から日本一おもしろい高校生と学校で呼ばれる」と石山君。「勉強は大丈夫なのかと言ってた両親に結果を見せられて安心しました」と安本君もニンマリだ。

 ともに京都の進学校に在籍。NSC入学の権利については「親と相談します」と石山君。安本君は推薦で早大進学も決まっており、「将来はお笑い関係の仕事に。放送局とか」とお笑い芸人の道へ進むかは微妙。審査員のオール巨人(71)は「レベルは年々上がっている。高校生らしい元気もあった」と2人を評価し、さらに「二刀流でもいいんじゃないのか」とお笑い続行を勧めていた。一方で、石山君は「ボクはまだ受験勉強しないと」とこれから別の戦いに挑むことになる。

 過去19年で10396組、21122人の高校生が参加。プロへの登竜門として、また思い出作り、部活動の一環として漫才に真剣に取り組んできた。今年も動画応募にのべ679組1386人の高校生がエントリー。各地区での準決勝を勝ち抜いた8組が決勝に進出した。
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